翻訳と洒落
世の中には、言葉遊びの様に、日本で言うところの「洒落」や英語で言う所の「Joke」と言ったものが存在します。
これは、国によって特色が違うもので、皮肉を利かせた上手いものから、価値観が違うとなに一つ笑えないものまで、多種多様です。
例えば、一般的なアメリカンジョークの様に、「ある男が、露天でホットドッグを買おうとしている目の前で、別の男が強盗にあい射殺された、血が滲んでいく道路を見ながら男が言った、Heyマスターこれでしばらくはケチャップに困らないね」と言ったストーリー仕立てのものから、日本で言う所の駄洒落などでは、「布団が吹っ飛んだ」の様に似ている言葉をつなげたり、韻を踏んでいる言葉を並べる様なものがありますが、これも、理解出来ない人が聞くと、何が面白いのか分からないと思います。
この様に、似ている言葉をつなげたりする様な洒落だと、言語が違ったものになれば、全く洒落じゃなくなってしまう場合もあるので、翻訳会社や翻訳者などは、別の表現を使い翻訳しなくてはなりません。
同じような言葉遊びにするのか、全く違う表現にするのかは、翻訳会社や翻訳者のセンス次第と言ったところでしょう。
翻訳とはパズル
翻訳会社や翻訳者の中には、翻訳をパズルの様なものと言った考えをもっている人もいます。
確かに、決められている言語に対して、どの様な表現の言葉が良いかを選びだし、当てはめて行く作業を考えるのならば、その通りかもしれません。
ですから、パズルの様な単純作業が好きではない人からすれば、想像しただけでも、ゾッとする行為なのかもしれませが、しかし、翻訳がパズルと全く違うところは、翻訳元は決まっていますが、翻訳する先は決まっていないので、取り方によっては、決められた色などで自由に描く絵の様に感じる事も出来るかもしれません。
その様に考えるのであれば、翻訳に対して単純作業であったり、堅苦しい印象なども持たないかもしれません。
同じ翻訳元であっても、翻訳会社や翻訳者が違った場合は、翻訳された媒体も、全く違う印象を受ける物になると思いますし、それだけ、翻訳の幅とは広いものなので、翻訳と言うものに堅苦しい様な先入観を持たずに、遊びも入ったゲームだと言う考え方も出来るはずです。